2001年12月20日(木) 絵のまち尾道の損失か |
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東京商工リサーチ福山支店のリサーチ速報によると、酒類、コー ヒー他販売の松山珈琲(松山勝士社長)が17日、地裁尾道支部に 自己破産を申立て、同日、財産保全命令が下りた。負債総額は3億 8000万円と見られている。 松山珈琲は81年昔の大正9年に製菓業として発足。その後、コ ーヒー販売を主力とした営業を展開。平成5年から酒のディスカウ ントショップを高須町に開設。喫茶店の経営、洋菓子製造も併設、 売上高は急増。ピークの平成10年9月期は9億6900万円を計上し た。 しかし、翌年には近隣にライバル店が進出、減収傾向が続き、13 年9月期の売上高は7億円にまで落ち込み、業績不振から遂に今回 の措置に追い込まれた。商店街の一角に30数年昔に喫茶店を営業、 この店が画廊喫茶として絵のまちを支えてきたことは確か。絵画や 書、ちぎり絵など各種の作品展会場として市内は元より市外からの 利用者、観光客も多く、尾道にギャラリー喫茶ありと、その名をと どろかせた。他に類を見ない展示会場の広さから出展希望者は日程 の確保に半年も、1年も前から、予約するほどだった。商店街にと っても、尾道にとってもギャラリーが姿を消したことは大きな損失。 なんとか復活して欲しいもの。 |
転載責任者メモ:これ「プランタン」のことですよね。。
大林映画「転校生」にも、ここのケーキが
登場した。。
今年の夏に行った時、店が変に狭く暗くなっていた
のは感じたのですが・・ 引き継いでやっていく
経営者がいらっしゃれば。