山陽日日新聞ロゴ 2001年11月17日(土)
藤井吉蔵氏の遺作
 お祝いや観光土産品にどうぞ
  経済人の奥深さを秘め
   色紙5点セット「尾道旅情」を発売
藤井吉蔵 風景画色紙
 歴史と文化に育まれた景観を観光活性化の一助に−と、日曜画家
として尾道をこよなく愛し描き続け、一昨年79才で亡くなった東
尾道、藤井吉前社長藤井吉蔵さんの遺作5点を色紙セットにカラー
印刷した「尾道旅情」が、このほど藤井さんを慕う次代の実業家に
より発行され、アイデア商品として近々発売される。伝統文化に心
をよせ、商都を支え発展させた経済人の奥深さを垣間見るおもいが
伝わる。
 藤井さんは、ロータリークラブと医師会会員を中心に昭和42年
に結成されたチャーチル会尾道の創立会員として小林和作、小野鐵
之助両氏から薫陶をうけ、尾道水道を見下ろす三山で暇さえあれば
スケッチを、また世界各国の風景を画帳に収め、その膨大な遺作展
が今年4月、尾道絵のまち館で開かれた。
 経済人として、また文化人として大きな足跡を残した藤井さんの
業績を顕彰し、その人柄を偲び優れた作品を知ってもらおうと、親
交のあった十四日元町、水野商店社長ミスの益男さんと東御所町、
石森画材社長石森啓司さんが、藤井さんの妻智恵子さん(藤井吉社
長)から了解を得て「浄土寺金堂」と千光寺山からの「藤棚より望
む」「千光寺赤堂」「海の見える坂道」「薫風尾道」の5点、それ
に包装表絵の「尾道水道」を選び、色紙サイズに印刷、さらに入船
裕二・尾道文化協会会長の尾道の景観を称えた散文を添え、色紙版
絵はがき2000部を作成した。
 額に収めれば室内装飾として楽しめ、尾道観光土産品として、ま
た新築快気祝い、各種会合などの記念品にも利用でき、観光協会の
売店や絵のまち館、しまなみ交流館などにお願いし、一部1200円で
発売することにしている。
 藤井智恵子さんは「夫の遺作がお役にたつことになり、有難くお
もい感謝しています」と話していた。


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