山陽日日新聞ロゴ 2001年11月11日(日)
白樺美術館
 画家と画商友情に感謝
  日仏の掛け橋、カトラン展開催
作品を前にカトラン画伯
 (続報)久保3丁目、尾道白樺美術館(石田克彦館長)で10日、
現代フランス画家の巨匠「ベルナール・カトラン展」が開幕した。
会期は2002年1月14日まで。
 白樺美術館の吉井長三理事長(尾道出身)が、日本に初めて紹介
した60年代からごく最近までの自然、花など静物を描いた油彩
20点と、毛糸を織りあげた壁掛けタピスリー2点を展示。
 初日午前10時からのオープニングセレモニーには、東京展と合
わせて来日、尾道には初めて訪れたカトラン氏と夫人のリェジーヌ
さんはじめ、亀田市長ら100人が出席、開幕を祝った。
 石田館長がカトラン氏を紹介、亀田市長が「2年前、パリのカト
ラン氏のアトリエにお邪魔し、吉井さんとの強い友情を改めて知っ
た。芸術の香り高い尾道との交流を深めたい」とあいさつ。
 吉井理事長は「画家と画商が親しい関係を保つのはとても難しく、
35年も続いているというのは稀ではないか。奥さんともに日本が
大好きで、まだ有名でなかった20数年前には、レンタカーで九州
を回っている。大阪から船に乗り瀬戸内海を通った時に、その印象
として『尾道の沖』という絵を描いている。私は俳句の5・7・5
のように絵を表現したい、と言っておられる。日本でも知らない人
がいないくらいまで有名になった作品を、多くの方に観て頂きたい」
と話した。
 カトラン氏は吉井理事長との出会いや感謝の言葉をのべ、「日仏
の文化発展に努力する2人の友情に限りはない」と語った。拍手の
中テープカット。会場では1点ずつ開設しながら展覧していた(=
写真)。
 午後からは、小・中、高校生、一般までを対象にした絵画教室を、
尾道の町が見渡せる元筒湯小学校を会場に開かれ、カトラン氏自ら
手ほどきにあたった、11日午後3時からは画集出版記念のサイン
会がある。12日には尾道大学美術学科を表敬訪問する。


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