山陽日日新聞ロゴ 2001年11月1日(木)
和作忌街頭展
 他所では真似が出来ない
  絵のまち、文化の町の誇れる催し
商店街でテープカットをするメンバー
 東西に1.2kmの細長い商店街を"まるごと美術館"にした、絵の
まち尾道の誇れる行事、第26回和作忌協賛街頭展が今年の秋も開
幕した。日暮兵士郎和作忌協賛会長は「全国でも指折り数えられな
い珍しい行事。他所が真似をしても続かない。いつまでも末永く続
いてほしい」と和作イズムの継承と継続を切望した。
 午前9時半から、協賛会と市商店街連合会の共催で、今年は場所
を芙美子像前広場に移してのオープニングセレモニー。
 市商連、美協、行政の関係者ら80人を前に日暮会長が「年々、
出品が増え、内容がますますよくなっている」と喜びの挨拶。
 市長代理で若住久吾助役が祝辞。「絵画、彫刻、デザインなどの
本当の愛好者が年々増え、作品を置いていただく店が足りないほど
の盛況。市長もことのほか、この種の文化的な催しには力を入れて
いるが、今回はご承知のように誉れの園遊会出席で朝早く上京した。
 今年の小林和作奨励賞には、デザインの杉原秀樹さんの受賞が決
まり、4日の命日に授賞式が行われる。
 行政仲間では『尾道さん(市のこと)はいい。文化があるから..』
とよく言われるが、驕る気持ちを戒めながら、一層精進していただ
き、若い人も育ててほしい。
 行政は前に出たり、横に行ったりしながらサポートするのが仕事。
なんでもかんでも行政が引き回すことは亀田市長が喜ばないことは
ご承知いただいているはず」と、この機会に行政の文化に対する基
本姿勢などを述べた。
 日暮会長、若住助役、佐藤忠男会頭、村上隆市商連会長、石田克
彦美術協会長の5人がテープカットをし、参加者が商店街を西から
東へ、ウインドーにディスプレイされている作品を観賞しながら散
会した。
 西から順に、一番街が17店、中商店街が8店10作品、センタ
ー街が35店、絵のまち通りが24店、金座街が13店、14作品、
久保本町が9店の合計106店舗で109の作品を展示している。
 11月10日(土)までが期間中。別に15日まで、久保1丁目
かのこ喫茶店で、同じく協賛のチャーチル会展を開催する。
 祥月命日の4日午後2時から西国寺で、第28回の和作忌法要が
営まれる。


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