山陽日日新聞ロゴ 2001年10月7日(日)
久々に笑顔と笑い声
 ロープウエイの急な階段はもう大丈夫
  エレベーター出来ました
   長江口を観光客受け入れの拠点に
千光寺ロープウエイ乗り場エレベーター
(既報)高齢時代待望のエレベーターが、長江口ロープウエイ乗場
に完成した。近くの長江口大型バス駐車場とエレベーター、ロープ
ウエイを連動させることで、千光寺公園だけの"素通り"観光にマッ
タをかける。
 尾道市の市内散策観光の交差点にあたる長江口のロープウエイ山
麓駅舎。エレベーターの開通式は三連休の頭の6日午前8時40分
から現地で行われた。
 柚木観光文化課長の司会、説明でまず亀田市長がノーネクタイで
挨拶。「ずいぶん前から、エレベーターがあったらと思っていたが、
やっと出来ました」と短い挨拶の中に自らの想いをより一層込めた。
 長江保育所の園児15人、地元町内の関係者に大迫市議会議長、
山中経済委員長、松谷、平田、杉原、城間各市議らもお祝いにかけ
つけた。
 4600万円を投じて新設されたエレベーターは、観光協会建物の北
東部分。乗車時間は僅か13秒だが、ビルでいうと4階に昇るぐら
いの距離。
 エレベーター入口前で続いてテープカットが行われ、渡辺長江南
町内会長と島原東土堂町内会長(玉の浦老人会長を兼任)の地元代
表と長江保育所園児3人がテープに鋏を入れた。
 栄えある"1番乗り"は同保育所の園児全員。引き続いて、朝9時
始発のロープウエイに乗車する観光客らも、ロープウエイの無料サ
ービスに大喜びしながらエレベーターに乗り込んでいた。
 昨年春の長江口大型バス駐車場整備に続く、これが長江口周辺整
備の第2弾。
 尾道観光のパターンは大別して2つあり、1つは古寺めぐり、ロ
ケ地めぐり、グルメなどの市内散策。これは個人や小グループが中
心(数・量より質)。
 もう1つが、大型バスや乗用車などで千光寺公園に直行。公園内
で1〜2時間過ごして瀬戸田など他の観光地へ向う、"市内素通り
観光"。
 こちらは数と量が多いが、トイレとゴミだけと市民に不評で、こ
の観光客を少しでも市内に誘導できれば、というのが長江口周辺整
備の"動機"にもなっている。
 高齢時代を迎え、ロープウエイ乗場の急な階段が「2度とロープ
ウエイに乗りたくない」との不評も買っていた。
 長江口にバス駐車場が出来、そしてエレベーターがついたからと
いって、急に観光客が増えるものではないが、受け入れ態勢を整備
することで、尾道的な息の長い観光(観光バスが大挙押し寄せる一
過性の観光ではない)に寄与していく。
 久々の明るい話題とあって、周辺住民も沢山集まり、笑顔と笑い
声につつまれたオープニングセレモニーだった。


ニュース・メニューへ戻る