山陽日日新聞ロゴ 2001年9月19日(水)
『a movie book尾道』
 大林監督 尾道へのメッセージ
  95年版を全面改訂し全国発売へ
a movie book尾道 表紙
◎・・大林宣彦監督が総監督、監修した新版『大林宣彦の a movie
book尾道』が、東京のたちばな出版から発行された。(本体価格
1238円)。
◎・・新尾道三部作『あした』が公開された95年秋、『転校生』
『時をかける少女』『さびしんぼう』の尾道三部作と新三部作の
『ふたり』『あした』を中心に、それまでの尾道作品の全てを収録、
尾道の旅ガイドブックとして編集された旧版「a movie book尾道」。
これを全面改訂し、新三部作第3作『あの、夏の日−とんでろ 
じいちゃん』を加えて内容をグレードアップしたもので、旧版は尾
道限定だったが、今回は全国発売する。
◎・・各作品紹介のあいだで、出演者や原作者、スタッフらが尾道
映画との出会い、尾道の町・人を語り、新たに尾道映画紳士録とし
て169人を相馬宏さんの似顔絵付きで紹介している。
◎・・監督にとって『転校生』の製作からちょうど20年、これま
で尾道映画の製作に駆り立ててきた「古里孝行」と「古里守り」の
思い、そして目の前の現実について、今を生きる尾道へ向けた強い
メッセージがこの1冊に詰まっていると言える。巻頭と巻末で対比
された昔と今の「雁木」の風景が印象的。そこにはこう結ばれてい
る。「−いま、尾道は次第に尾道であることを止めようとしている。
そうしては、ならない。ぼくらのあしたのために」
◎・・今回の新版は《大林宣彦ブック》の第1弾。この後、本紙連
載中のエッセイをまとめた書物などが続くものと思われる。全国主
要な書店やJR西日本管内の駅売店などにも置かれる。


転載責任者メモ:私は東京のジュンク堂書店で手に入れました。
        注文のコードは ISBN4-8133-1380-9 です。

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