山陽日日新聞ロゴ 2001年9月14日(金)
自主映画
 
入り切れず2回上映を
  暑い夏を駆け抜け 若者達の大きな励みに
上映会での多田監督
 (続報)尾道市土堂1丁目出身で、現在本場アメリカ・ロサンゼ
ルスで映画監督を目指して修行中の多田義彦さん(21)が、夏休みを
利用して尾道でロケした自主制作映画『伝説のチャンピオン〜駆け
抜けた時代〜』(50分)の完成上映会をこのほど、市立図書館視
聴覚室で開いた。製作に携わったスタッフによる製作委員会(村上
加奈子代表)が主催したが、予想を超える200人近い市民らが詰
め掛け、1回上映では入りきれず、2回上映するという、これから
の若者達を大いに勇気づける一夜となった。
 製作準備は、多田さんが帰省した6月中旬に原作・脚色から開始
し、スタッフ・出演者としての協力を広く求めたところ、地元尾道
での同級生や映画製作に関心のある大学生、高校生、デザイン関係
の会社員ら40人を超える若者が顔を揃えた。デジタルビデオカメ
ラを使って、10日間で尾道市内と福山でロケーション、その後編
集して完成させたもの。
 その日の朝まで編集作業に追われていたと言う多田さんは、「映
像的、技術的にはまだまだ未熟ですが、僕達40数人が暑い夏を駆
け抜け、情熱で完成させました。きっといつか伝説の映画になると
思います」とあいさつした(=写真)。
 映画は、リング上での事故をきっかけに、ボクサーを退いた父親
が、小学生の一人息子の励ましにより、もう1度立ち上がるという
短編ヒューマンドラマで、上映後大きな拍手が起こっていた。
 多田さんは、ちょうどアメリカのテロ事件の日にロサンゼルスに
無事帰ったという。(後略)


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