山陽日日新聞ロゴ 2001年7月15日(日)
「芸術は爆発だ!」18日から白樺美術館
 中庭も展示空間で開放
  自作品募集で初の来館者企画も
岡本太郎展 タロウと遊ぼう
 久保3丁目、尾道白樺美術館(石田克彦館長)で18日から、夏
休み特別企画『岡本太郎展〜タロウとあそぼう』(尾道市、山陽日
日新聞社など後援)が始める(9月9日まで、期間中は無休)。
 芸術家という肩書きを嫌い、自分の職業を「猛烈に生きること」
と称した岡本太郎(1911〜96年)。絵画作品に限らず彫刻、建築、
デザイン、家具、エッセーなど多方面で芸術表現してきた作家で、
「芸術は爆発だ!」の名言を残した。今回は岡本太郎記念館(東京
青山)と川崎市岡本太郎美術館が収蔵する油彩画はじめ、軍隊生活
の間に描いたデッサン、彫刻など約30点を展示する。
 余りに有名な大阪万国博覧会のメインシンボル『太陽の塔』を思
わせる彫刻『めばえ』(高さ1.6m)や陶器『午後の日』。さらに
『坐ることを拒否する椅子』、油彩画『よろこび』、『母と子』な
ど、いずれも独創的でユーモア溢れる作品。同館としてはオープン
以来初めて、館内以外に中庭を開放し、彫刻と陶器作品を屋外展示
することにしている。
 記念講演会は、8月5日午後2時から市公会堂別館で開く。養女
として支え、そばで長年活動を見てきた岡本敏子・岡本太郎記念館
館長が太郎の素顔を語る。入場は無料だが、白樺美術館の入場券か
半券が必要になる。
 さらに、来館者向けの参加企画を初めて実施。名付けて「きみも
太郎になろう」。同館で配付されるA4判のチラシ(=写真)をキ
ャンバスに、自作品を描いて期間中に応募してもらうコンテスト。
「岡本太郎の作品を観て、太郎になったつもりで感じたままを自由
に表現して」と出品を呼び掛ける。受付場所は同館の窓口、郵送し
てもよい。夏休みの多くの子どもたちの来館が望まれる。
 この後、岡本記念館館長や村田慶之輔。川崎市岡本太郎美術館長、
亀田尾道市長、吉井長三・白樺美術館理事長、石田館長の5人が審
査にあたり、秀作を決め、賞品を贈呈する。10月には同館内で展
示もされる。
 「白樺派には直接関係ない岡本太郎を紹介することは、白樺派が
かつて、多くの海外の画家や作品を日本に紹介したことにも繋がっ
ている」と同館。入館料は一般800円、大学・高校生700円、
尾道市内の小・中学生以下は無料。問い合わせは電話0848-20-7300
番へ。


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