山陽日日新聞ロゴ 2001年7月10日(火)
岩海の地下水に感嘆
 久井にミステリーウォーク
ミステリーウォークの参加者
 向島歩こう会(藤田久登会長)は8日、10回目の「ミステリー
ウォーク」で久井町を訪れ、標高600mの高原地帯9kmを歩いた。
 向島町の旧尾道花市場跡から110人が2台のバスで久井町江木
まで往復。まず久井天文台に行ったが、道端にあるサルトリイバラ
(ぼて)の葉をとるひとが多かった。
 宇根山頂上では約5mの弘法大師銅像や5つの菩薩や如来、不動
明王などの諸仏に接し標高699mからの眺望は素晴らしく、双眼
鏡でみると向島町の高見山までのぞむことができ、「高原の風は梅
雨を忘れさせてくれる」と話していた。
 家族休暇村はキャンプ場、池、青年研修センターなどがあり、水
面を泳ぐ魚も多かった。
 午後からは森林浴満点コースを歩き、国の天然記念物になってい
る岩海についた。
 藤田会長から「岩海は1億5千万年前頃、造山運動で海底が上昇
したとき、岩が激しい気温の変化で割れ、風化、岩礫化したもので、
花崗閃緑岩が幅65m、長さ550mにわたって群れをなし、巨石
怪石数万個からなっている」との説明があった。
 岩に耳をあてれば地下の流水の音が聞こえるとあって、あっちこ
っちの岩に耳をあて、「ここは金属音だが、あっちは大河の流れの
ようだ」と地底の奇なる音に感嘆の声をあげていた。
 最後に平安時代創建という近郷に誇る久井稲荷神社にお参り、社
殿や風格ある神楽殿など見学。
 岩子島の女性は「今回は初めての所ばかり、特に岩海は珍しさと
不思議さ、地球エネルギーの凄さに驚きました」と感想を述べてい
た。
 [写真は久井町の岩海に行く途中の向島歩こう会の会員]


転載責任者メモ:岩から水の流れる音がするのですねー、面白そう。
        地図にも岩海は名所マークがついています。尾道の隣、
        三原のJR駅(新幹線在来線)の真北15.5kmほどの
        ところ。


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