山陽日日新聞ロゴ 2001年6月1日(金)
露地より1か月も早く
 大前さんら
ハウス桃の収穫ピークに
実った桃の収穫をする大前さん
 夏の果物「モモ」の収穫、出荷が尾道市内で始まっている。高須町、
農家大前さん方のビニールハウスでも(=写真)、約90aの農園の
うち、18aで「日川白鳳」と呼ばれる品種を期間に加温、ボイラー
を炊いて温度管理してきたもので、露地ものより1か月ほど早くピン
ク色の実を付けた。ハウス内は甘い香りがいっぱいになっている。
 大前さんは90年から加温栽培を始め、モモの研究、栽培実践では
先駆者。収穫は妻と早朝から行ない、10cmほどに育った実を大切に
摘み取り、箱詰めしていく。尾道市内や福山、三原、広島など県内の
店頭に並んでいる。
 春からの晴天続きで、糖度は12〜13度ほどあり、玉の大きさも上々。
1箱2kg入りが卸売価格3千円から3千5百円で取り引きされている。
来月下旬からは露地ものの出荷も始まる。
 JA尾道市では、モモ農家が山波と高須地区に約70戸あり、総栽
培面積は830a(うちハウスは88a)。「日川白鳳」はじめ「長
沢白鳳」、「あかつき」など、昨年は合わせて110トンを販売して
いる。


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