山陽日日新聞ロゴ 2001年5月3日(木)
「麗子像」を5点も
 尾道の開館2周年を記念して
  白樺ならではの劉生展
   雑誌白樺 装幀や白樺美術館会員証図案も  
展示されている"麗子像"の1つ
 4月29日に開館満2周年を迎えた尾道白樺美術館では、その記
念として「白樺と岸田劉生展」を開いている。劉生生誕110年、
没後70年を迎えて、連作の「麗子像」の1点が日本の絵画史上の
最高値をつけるなど、タイムリーな劉生ブームを巻き起こしている。
 「麗子像」が5点、展示されている。「リンゴを持つ麗子」(水彩)
と「麗子洋装之図」(水彩)それに「童女像」(油彩)の3点は、
劉生の麗子像27,8点のうちの3点と吉井長三理事長が説明。そ
のうち「リンゴを持つ麗子像」は麗子がまだ5才の髪を切る前の長
髪の時の唯一の作品。作品としての評価も非常に高い(吉井氏に言
わせれば1番との評価)。
 他にも、雑誌「白樺」の表紙絵になった「麗子像」と「麗子立像」
(丹絵)の5枚の麗子像がメイン展示されている姿は圧巻といえる。
 このほかにも、劉生の代表的な作品で幻の作品といわれていた
「エターナル・アイドル」の2点のうちの1点の所在が分かり、こ
の貴重な作品も展示してある。


 

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