2001年4月25日(水) ホタルの幼虫を放流 門田自然に親しむ会が300匹 |
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「夏も近づく八十八夜」の茶つみ歌も聞こえてきそう。立春から 数えて八十八夜目は5月2日。八十八夜を過ぎれば霜がおりる心配 もないとあって、夏の作物の種蒔きが盛んになる。水ぬるむ時期も 本番を迎える。あと1〜2か月もすればホタルも舞い、夏を告げて くれる。 「ホタルの棲む川を」と、栗原地区の門田川を守る活動を展開し ている門田自然に親しむ会と市公衛協では22日午前、門田水源地 下の門田川で、ホタルの幼虫300匹を放流した。このホタルは公 衛今日が長者原のリサイクルセンターで人工飼育した幼虫と門田町 内会長の小島さんが初挑戦して飼育した幼虫。小島さんの自宅で、 つきっきりの世話したホタルとあって生育が良く大きくて立派。公 衛協のホタル飼育のベテランも「おそれ入りました」とのこと。 この日のホタルの幼虫の放流は10人程で行い「大きく育って、 夏の夜の一時を楽しませてくれよ」と声を掛けていた。門田自然に 親しむ会は5年前に結成いらい、環境を守る活動を展開。門田川の 清掃のほか、川の護岸工事の時はコンクリート壁でなく、大雨の時 など川の生物が避難できるくぼみのあるブロックをなど要望するな ど、自然環境を優先の活動もしている。 さらに、炭を川底に設置して水の浄化。また、子ども会と一緒に 山に入って環境学習や植樹の活動なども行っており、素晴らしい会 である。 |