山陽日日新聞ロゴ 2001年4月14日(土)
浄土寺で3日間
 大茶会、宝物の公開や観音霊場お砂踏みも
  荘厳な仏の世界へ誘う
   本尊「十一面観音菩薩像」を開帳  
献茶式の様子  お砂踏みをする檀家信徒
開扉式
 (既報)東久保町、真言宗泉涌寺派大本山浄土寺で、33年ごと
に一般公開される本尊の秘仏「十一面観音菩薩像」の開帳が13日
から始まった。
 国の重要文化財に指定されている桧一木造の本尊(像高170.5p)
が安置されている国宝本堂で同朝9時から開扉式(写真下)が行わ
れ、小林住職ら僧侶10人が読経する中、左手に蓮華をさした水瓶
を執り、右手には施無畏印を示す優美な「身代り観音」と異名を持
つ霊験あらたかな本尊が姿を現わし、ついで表千家流堀内宗心宗匠
による献茶式(写真左上)があり、本堂を埋めた檀信徒らを荘厳な
仏の世界へ誘った。
 このあと一般内拝が始まり、これにあわせ方丈の間や庫裏などで
大茶会が、また国宝多宝塔や宝物の公開、阿弥陀堂で中国観音霊場
お砂踏み、さらに午後から浄土寺観音こみち巡拝、浄土寺山頂の奥
の院で峰薬師大祭が営まれるなど終日賑わった。
 京都から来尾した男性(75)は「小京都といわれる国宝の町で貴
重な儀式を拝見させていただき、感激しました」と話していた。
 秘仏の開帳は15日までの3日間。2日目の14日午後2時から
開帳大法要があり稚児行列が。最終日は午前10時から万巻経祈願
会ならびに大草流包丁式、午後2時から柴灯大護摩供養、午後3時
から餅まき、午後4時半から閉扉式がある。


 

ニュース・メニューへ戻る