2001年4月3日(火) 広島、愛媛両県にまたがる3市7町 しまなみビューポイント 平山画伯の53次写生地に石柱 |
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一昨年5月、しまなみ海道開通にともない瀬戸田出身で日本画家、 文化勲章受章の平山郁夫氏が描いた「しまなみ海道53次」の石柱モ ニュメントが沿線市町村で相次いで設置されている。 しまなみ53次は広島、愛媛両県にまたがる尾道市、向島町、因島 市、瀬戸田町、大三島町、上浦町、伯方町、宮窪町、吉海町、今治 市の3市7町で平山画伯が描いた60点のうち多々羅大橋など海上部 の12点を除き、陸上の48点の写生地に石柱モニュメントを設置、こ れまでに32台が据え付けられている。 先月28日、向島町立花、自然活用村に2台が取り付けられた。目 前の妙見山と因島海岸をスケッチした風景と立花の村落とひうち灘 を展望した2作を陶板にして高さ85cm、幅35cm、奥行き25cmの石柱 に貼り付けた。村上敏晶村長は「自然活用村の景色ポイントが示さ れ、観光客の皆さんに楽しんでもらいたい」と話していた。向島町 はこのほか因島大橋と沖合に浮かぶ佐々木島を望む立花江浦に設け る。 尾道市は千光寺鐘撞堂、天寧寺石段、尾道幼稚園横の歩道、市役 所駐車場の4か所に設置の予定。因島市は白滝山中腹休憩所など5 か所、平山画伯出身地の瀬戸田町が最も多く、向上寺など16か所に 設置する。 [写真は向島町立花自然活用村に設置された、しまなみ53次の石柱 モニュメント] |
転載責任者メモ:これまでも尾道には千光寺山などに有名画家写生地の
石柱が見られました。そこに立ってみると確かに絵になる
風景なんですね。風景を見るヒントになるという考え。
大林監督は自分のロケ地などにモニュメントが建てられるのが嫌い。
ロケ地がそのまま残ることの方を優先して欲しいという気持ち。
立て札や目印は、住んでいる人の「生活の風景」と違和感がある。
さて、皆さんはどう考えますか?