山陽日日新聞ロゴ 2001年1月23日(火)
 山波とんど勇壮に
  燃えあがる神火に21世紀の願いを
とんど焼き 燃えさかる炎
 新春恒例の山波神明祭が21日、山波町の山波小校庭で行われた。
市無形民族文化財に指定されている勇壮な「山波とんど」が披露さ
れ、地区民ら約千人がつどい賑わった。
 とんど飾りは、稲藁や青竹4本を足用に結束し、町内の当番2地
区で作った高さ13m、重さ260キロもある大型2基に子ども会
と山波保育園の小型3体合わせて5基。山波・艮神社に担ぎ上げ奉
納、お祓いをうけ町内を練り歩いたあと、午後1時から校庭で法被
姿の担ぎ手約250人により神明祭囃子歌「山波とんどヨーよいせ
ーそこせー」にあわせ練り、とんどが揺れ動くたびに先端に取り付
けられた白蛇やしめ縄、ダイダイなど華やかな飾りが宙に舞い、大
きな声援と拍手がおくられていた。
 このあと火がつけられ、燃えあがる神火に持ち寄った正月飾りや
書き初めを投げ入れ、この1年間の無病息災、家内安全など祈願、
倒れた残り火に餅やミカンを焼き、仏壇に供える線香の火種に持ち
帰るお年寄りもいた。
 担ぎ手として参加したノルウェーから尾道東高に留学している男
子生徒(17)は、「非常に面白かった。大勢のみなさんと楽しい思い
でをつくらせていただきました」と感激していた。
 小正月の神明行事として古くから伝えられ、水野勝成の福山築城
(1622)を祝い、担ぎ始め、神明左儀長として継承され、一昨年まで
小正月の15日に実施されていたが、昨年から1月第3日曜日に開
催されている。

転載責任者メモ:写真では燃えている最中なので原形が分からない。
        というわけで、下に、同月20日付で載った模型の
        写真を載せておきます。
        この模型は山波民俗行事保存会理事の高田さんから
        市の教育委員会に寄贈されたもの。商店街にある
        市立美術館分館「ふらっと」に展示。寄贈はこれで
        3基目なのだとか。上の方の飾りが華やか。これで
        13mといえば4階建てビル以上でしょうから、
        燃えている時は凄い迫力でしょうね。

山波とんどの模型

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