山陽日日新聞ロゴ 2001年1月7日(日)
千光寺新道沿い
『頑固親爺』の木谷さん寄付し

 稲荷神社の社殿を改築
  江戸後期から地域住民見守られ
木谷さんと社殿
 東土堂町、東山手東町内会で管理している稲荷神社の社殿が昨年末、
新しく造り替えられた。千光寺新道沿いにある「雲玉稲荷神社」で、
社殿の下隣で商売、『頑固親爺の豆屋』で知られる木谷さんが費用の
全てを寄付して、改築が実現したもの。
 老朽化により、以前から建て替えが検討されていたものの、費用の
面で話が進んでいなかったが、このほど木谷さんが一大決心。新しい
社殿と、その上を覆うスチール製の屋根を新設した。
 神社には橋本吉兵衛や亀山元助ら町年寄の名が記された創建当時の
棟札、その後明治期の改築時の様子を伝える木札、小太鼓などが大切
に保管されており、江戸後期から地域住民によって世話され、守られ
てきたことがうかがえる。
 「私はこれまでに、戦争などで3回命を落としそうになったが、今
もこうして元気に生かしてもらって、毎日仕事をしている。店の隣で
もあるし、ご恩返しの1つになればとの思い」と木谷さん。毎日お供
えものを整えて掃除などの管理もしており、観光客が通る坂道沿いと
あって、手を合わせてゆく人も多いという。
 蘇和神社宮司により神事を終えており、5月には町内の祭りで、も
う1度完成を祝うことにしている。

転載責任者メモ:テレビや旅雑誌でお馴染みのお顔ですね。ここの豆菓子はここの店の
        ほか、お土産屋さんなどでも手に入ります。ご自分の加工場で手作り。
        重い豆の袋を「キャタピラ付きの台車」で運ぶ姿が有名。お元気そうで
        何よりです。一見頑固そうで実は優しいおじさんのファンも多く、旅人
        からの葉書や手紙を沢山お持ちです。

ニュース・メニューへ戻る