山陽日日新聞ロゴ 2000年10月25日(水)
 江奥荒神秋祭りに800人
  平安時代、五穀豊饒祈り建立
江奥荒神
 平安時代後期、五穀豊饒を祈り、建立されたと伝えられている向島
町、荒神社の秋の大祭が22日執り行われ、約800人で賑わった。
 江奥組の主催で前日はしめ縄を張り、祭りを知らせる太鼓と鐘を鳴
らし火を焚き、夕方から参詣者にお神酒を振舞った。
 祭り当日早朝、亀森八幡神社の宮司が荒神さんの御神体が「お旅」
するのに伴いお祓い神事を行い、このあと大組長ら世話人が御神体を
持って「ドンツク、ドンドン」と太鼓と鐘を打ち鳴らし、江奥町内の
名士有志約100人の家を回った。
 御神体が各家庭を回り、家内安全、五穀豊饒、商売繁盛など祈ると
ともにけがれを払っていた。荒神さんでは火を焚き太鼓と鐘を鳴らし、
豪華賞品の綱引きが行われ、800人がひっきりなしに参詣していた。
 荒神社は社記によると平安時代後期の文治元年(1185)、地頭職、家
清が建立したとの記述があり、はっきり証拠に残っているものは棟札
で江戸時代初期の承応元年(1652)、庄屋、吉原六エ衛門が改築したと
書かれている。荒神さんは戦争もなく五穀豊饒であることを祈り建て
られ、戦後の一時期を除き、秋祭りが継続し、行われている。(写真
は荒神社で御神体がお旅に出る神事)。

転載責任者メモ:年号と言い回し、一部勝手に修正..

        

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