山陽日日新聞ロゴ 2000年10月17日(火)
山波・艮神社例大祭

 2つの民俗文化財競演
  「五穀豊穣」を感謝し餅搗き神事を
山波 艮神社例大祭
 秋祭り本番を迎え14〜5日、山波町の艮神社で秋季例大祭が営まれた。
山波民俗行事保存会による市無形民俗文化財の神楽が奉納され、同じく文
化財の餅搗神事が行われるなど、2日間で約1200人が訪れ賑わった。
 中空に十七夜の月が境内を照らした宵宮の14日、子どもの餅搗きで始
まり、餅搗衆が町内を巡行、桑田フェリー桟橋で潮垢離をとり、このあと
お宮に帰り、据えられた木臼に下帯の若者らが『エト!エト!トエサ!』
の掛け声も勇ましくサスリと呼ばれる立杵で餅を搗きあげ参詣者に振る舞
った。
 また餅搗きに先立ち民俗文化財の山波神楽も奉納された。
 15日は午前10時から例祭神事が、午後1時から再び演じられた神楽
の奉納で祭りを締めくくり、21世紀に伝える。
 餅搗神事は、秋の収穫を終えて五穀豊穣を感謝するお祭り。一説には四
道将軍の1人吉備津彦の尊が山波の浜に上陸したさい、村人がついた餅を
差上げたのが起源。頭屋を中心に旧暦9月18日の月の出とともに始まり、
一時期疲弊していたが、1972年から地区子ども会も加わり、往事の賑
わいを復活させた。
久保八幡、烏須井八幡秋祭り盛会
 陣幕賞の新米は村上君
  大きな招福猫は村上さんに
陣幕賞のお米30キロを肩にニッコリ
 西久保町、久保八幡神社で14日と15日、恒例の秋の大祭が行われ
両日とも賑わった。2日目の15日は午後1時から境内に土俵がつくられ
第7回陣幕久五郎奉納わんぱく相撲大会が行われた。今や久保八幡神社の
大祭の名物となっている。5〜6年生による陣幕大会は新米30キロとい
う豪華版。また学年ごとの大会は桂馬の蒲鉾、砂田正光さん提供の鯛、寺
戸商店賞の果物のメロン。さらには金、銀、銅メダルなど賞品もイッパイ。
 学年相撲と陣幕杯と合わせ約80名の関取がまわし姿で登場。女の子は
腰紐姿。女の子が男の子を破って「やった!」と歓声や拍手が湧いていた。
6年生にとっては20世紀最後の大会とあって「勝って思い出にしよう」
と力を入れていた。 〜中略〜(入賞者列記部分)
 5〜6年生による陣幕賞の新米30キロは花岡M君。また、わんぱく相
撲を盛り上げ、果敢な活躍を見せた1年生の部の村上Sさんに園山賞が贈
られた。大きな板に色鮮やかな招福猫が描かれており、表彰式を見ていた
周りの大人が「あれは私が欲しい」と、羨ましがっていた。「来年の21世
紀の相撲大会は大人の部のお尻相撲に出て園山賞か、それとも新米30キロ
を私が頂きたい・・」と、楽しい笑いも。お祭りは楽しさが1番。表彰授
与は副総代が1人ひとりに手渡した。
 一方、栗原の烏須井八幡神社(通称栗原八幡さん)も秋祭りが盛大に行
われた。自転車などの当る福引きや境内には露天商も出て祭りムードが一
杯。カラオケ大会では自慢の喉を披露する人が続々。「初恋尾道」で知ら
れている黒島幸二さんもゲストで出演し拍手喝采。また、子ども神輿と大
人神輿も担がれ盛会だった。

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