尾道市が「都市景観形成」で大賞を受賞したことに関連して
過去、すでに3つの ○○百選 に選ばれているという記事
がありました。転載責任者独自の編集・抜粋で、その選定の
ポイントなどをご紹介します。

山陽日日新聞ロゴ 2000年10月4日(水)
桜、音風景、都市景観
 三つの『百選』の栄誉に
【都市景観100選】
「山手地区」平成9年度選定
 「都市景観の日」にちなみ、建設省では平成3年度から10年間、毎年
 「都市景観100選」を10選ずつ選び10年目の今年度でその全ての
 選定を終えた
山手の坂道
 面積40ha、概要=尾道三山の山麓約2kmにわたって東西に細長く展開す
る斜面市街地である地区で、国宝・重要文化財級の寺社が点在し、スケー
ルの細やかな情緒ある独自の景観が形成されています。
 また、地区に修景を重視した道路・公園・街頭等を整備し、うるおいと
ゆとりのあるまち並みとなり、住環境の向上と共に観光資源ともなってい
ます。
(景観上のポイント)
 落ち着いた雰囲気の石畳舗装による歩車道共存道路。
 十分な空き地を確保した、児童公園とポケットパーク。
 ゆかりの文人の旧宅を配置した文学公園。
 デザインに配慮した歩道橋と銅像。
 周囲の環境にマッチした白木作りのトイレ。
【残したい日本の音風景100選】
「千光寺驚音楼の鐘の音」平成8年7月1日選定
 環境庁主催、全国738件の応募の中から選ばれている
千光寺の驚音楼
 千光寺驚音楼は、尾道市旧市街地のほぼ中央にある千光寺山の中腹に立
地し、寺の町尾道のシンボル的な存在である。
 今日でこそ、1日1回午後6時にしかその音を聞くことは出来なくなっ
ているが、時計が一般的に普及する以前は、この鐘は1時間毎に時を告げ、
市民にとっては生活に密着した欠くことの出来ない存在であった。そして、
現在でもこの鐘を愛する市民の気持ちには幾分の変化もない。
 更に千光寺(驚音楼)は尾道の『古寺めぐりコース』にも組み込まれ、
当地を訪れる観光客にも大変親しまれており、後世の人々に尾道を代表す
る音として是非とも残していきたい。
  【さくら100選】
「千光寺公園」財団法人日本さくらの会が平成2年、創立25
周年記念事業として、国花さくらの名所百選を選定した。
市の木、市の花、旧演芸館近くの記念碑
 尾道は、開港800有余年の良港を誇り、昔から多くの文人墨客が訪れ、
文学詩歌や絵画にその美しさをたたえられてきた。尾道駅の背後には、標
高144メートルの千光寺山がある。中腹には千光寺という寺があるので
この名が付いたが、正式には大宝山という。山頂から中腹にかけて千光寺
公園が広がっている。春には1万本近くのさくらが咲きみだれる。さくら
につづいて、4000本のツツジが、初夏には500本のフジが花をつける。
 山頂の展望台からは、尾道市内が一望でき、瀬戸内海に浮かぶ島々が眺
められる。天気の良い日には四国連山も遠望することができる。
選定基準
1,さくらの名所としての知名度が高い。
2,比較的健全な成木である。
3,利用者(花見客)が多い。
4,保護管理体制が整っている、
5,歴史(由緒)がある。
6,さくらが周辺の環境とよく調和し、著しく自然景観を向上させている。
7,成木の植栽本数が多い。
8,単木の名木は対象外とする。
9,1都道府県、最低1ヶ所を選定する。

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