2000年6月27日(火) 歌、演奏、演技で偲ぶ あじさいき東予から参加し |
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林芙美子の命日をしのぶ第10回「あじさいき」(あじさいの会主催)が 25日午前10時から、本通り西口の芙美子像を囲んで行われた。 実父の生誕地で、新たな交流が始まっている愛媛県東予市からも市民が参 加するなか、芙美子が通った尾道高等女学校の校歌、土堂小学校児童が「学 校坂道」の斉唱、フルート演奏、ソプラノ独唱、合奏、独演などで在りし日 の作家を思った。 続いてグリーンヒルホテルに移って、「風琴と魚の町」の朗読会を開催、 芙美子の世界に浸りながら、参加者同士の友好をあたためていた。 |
転載責任者メモ:写真左上に座っている芙美子像が写っています。あまりに自然
なので不鮮明な写真では"見物している人"に見えませんか?
この旅支度で一休み(汽車を待っているのか海を見ているのか)
している像は、銅像、というか美術館にある彫刻を含めて比べ
ても、本当に素晴らしいものだと思います。どうか"観光地の
記念碑でしょ"というような先入観を持たず、寄ってゆっくり
ご鑑賞いただきたいと思います。
右が商店街の入口で、入ってすぐ右に「茶房芙美子」があり、
芙美子が実際に住んでいた家を見学できます。
林芙美子は1951年6月28日永眠。50歳にもならず、幼い息子
さんを残して早すぎる死でした。東京中野区上高田の功運寺に
お墓があります。暮らしていた家は新宿区中井に「林芙美子記念館」
として保存展示されています。
この催しは命日直前の日曜日に行われました。