山陽日日新聞ロゴ 2000年6月3日(土)
伝統神事 御袖天満宮で麦刈り
 長江小児童が体験学習を
御袖天満宮 麦刈りをする小学生
 長江一丁目、御袖天満宮で一日午後、伝統行事の麦刈り神事が行なわ
れ、地域の歴史をテーマに学習を続けている市立長江小学校の三、四年
生六十八人が参加した。
 九州太宰府に流される途中で立ち寄った菅原道真が座ったといわれる
「菅公腰掛け岩」の前にある麦畑(五平方m)には、昨年十一月三日に植
えられた麦が刈り入れ時に。長江歴史保存会の会長が道真と天満宮との
関わりを説明し、世話人が鎌の持ち方などを伝授し、児童は一株ずつ刈
り取っていった。
 長江小学校では昨年度から「総合的な学習」の中で長江(尾道)の歴
史、文化、文学にスポットをあてて学外体験し、学習発表会で取り上げ
たり、交流会を開きながら地域の理解を深める試みを続けている。今年
は『長江自慢』としてまとめていくことにしている。
 地域の人に麦飯や酒で厚くもてなされた道真は感激して、自分の片袖
を切って自画像を描いて送ったといわれ、これが天満宮のご神体になっ
た。麦刈り神事は1000年以上、地域の人達によって続けられている。刈
り取った麦は、七月十八、十九、二十日にある夏期大祭で供えられる。


転載責任者メモ:御袖天満宮の名の起こりが分かる面白い記事ですね。
        袖がご神体とは。古寺めぐりコースの中でも、ガイド
        ブックなどには必ず写真の出る神社。
        
大林宣彦監督映画『転校生』で男女が転げ落ちた階段が
        有名になりました。
        階段はそれぞれの段が一枚の石で出来ていて、非常に
        シャープな直線を描きます。
        石の町であった尾道らしい贅沢な階段。階段を下りて
        路地を入ると、そこにはタイル小路(しょうじ)が。

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