山陽日日新聞ロゴ 2000年5月23日(火)
20市町村も独自に57講座開く
 水軍講座やまちづくり  しまなみ大学、2年目から本番に

 全国的にも注目されている、しまなみ大学の2年目がスタート、イベント
ラッシュの1年目から、いよいよ本腰を入れ、自治体の枠を超えた生涯学習
がテーマ性を持ち展開される
 16日開かれた20市町村で構成する瀬戸内しまなみ海道周辺地域振興協
議会(会長=亀田尾道市長)総会の席上、発表された今年度のしまなみ大学
のプログラムはテーマ講座として「歴史探訪」、「ふるさと発見」、「自然・
環境」、「まちづくり」の4コース。
「歴史探訪コース」は水軍講座を4回開催。第1回目は「人間的魅力につ
いて」。作家。城山三郎氏を講師の迎え、「秀吉と武吉」のテーマで講演。
7月8日の午後1時から、宮窪町石文化伝承館で開く。参加費は無料。定員
500人 ◇2回目は「大山祇神社なぜ講座」。9月3日午後1時から同神
社宝物館を見学、宮司から講義を受け、質疑応答。定員150人、宝物館拝
観の場合900円が必要 ◇3回目は「水軍の女性史−国民文化祭島めぐり
シンポジウム」。11月5日午後2時から因島市民会館で脚本家、内館牧子
さんの基調講演のあとシンポジウム。定員100人。因島水軍城など実費が
必要 ◇4回目は「来島水軍について」。来年1月か2月に今治市または波
方町で講義または現地見学会。定員40人。
「ふるさと発見コース」は『出会いふれあいウォーキング』と題して7月
から12月にかけて因島、弓削島、岩城島、魚島など島巡り、チェックポイ
ントがそろうと景品を進呈。
「自然・環境コース」は環境リーダー養成講座を4回、尾道市内で開催。
定員は20人で水辺や海辺教室を開く。
「まちづくりコース」は9月2、3日の1泊2日で尾道市と御調町で生涯
学習実践交流フォーラム。参加・交流費は4000円程度。
 このほか、「しまなみシンポ」として同志社・今治モダンシティフェステ
ィバルが開かれる。11月3〜5までの3日間、今治にゆかりが深く、同志
社の創立に関わった徳富蘆花、横井時雄らをテーマにした記念講演会、文学、
歴史、環境の講座、ピアノコンサートなど今治市と同志社大が共同で多彩な
イベントを繰り広げる。
 000年度第1回ユネスコ子どもサマーキャンプinしまなみが8月2〜
6まで4泊5日、波方町・大角海浜公園で開かれ、ビーチクリーンアップ。
環境学習ハイキングなど野外で自然、環境について体験をつむ。定員は小学
4年から中学3年までのキャンパーが150人、高校生以上のスタッフが
100人。参加費はともに1万5千円。
 テーマ講座のほか、20市町村で「総合学部」、「芸術学部」、「文学・
歴史学部」、「スポーツ・健康学部」、「地域産業学部」、「自然環境学部」
57講座と盛り沢山のプログラムが組まれ、受講生を募集している。問い合
わせ先
は、しまなみ大学事務局(電話 0848-25-7316)まで。


転載責任者メモ:個人的には歴史関係に行きたいものが多いです。講座を受けて、
        それを還元して(更に研究を進めたり発表したりして)下さる
        人が多く出ていらっしゃれば有り難いですね。
        「しまなみ開通のお祭り」は去年で終わりましたが、この様な
        本州四国の文化的交流が2年目以降も続いていくことは大変
        好ましいこと。これこそ本来の橋の意義そのものと言えるで
        しょう。
        お読みになってお分かりの通り、どこかに建物のある"大学"で
        はありませんが、"学長"は画家の平山郁夫氏で、通り一遍の
        名誉学長ではない高い理想を語っておられます。この「広域
        生涯学習ネットワーク」は昨年自治大臣表彰も受けています。

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