山陽日日新聞ロゴ 2000年5月3日(水)
大型連休に彩り  花たちも観光客を歓迎
  ツツジやサツキ、のぼり藤など
中村憲吉旧居(上)と美ノ郷町ののぼり藤  千光寺参道のノバラ
土堂海岸の緑地
◇・・・ゴールデンウィークも中盤に−。尾道三山の映える新緑に、千光寺
公園はじめ市内の寺社、街角では初夏を告げる草花が咲き競い、古寺やロケ
地めぐりをする観光客らを歓迎している。連休谷間の2日には県内からの遠
足で小・中学生・高校生が尾道散策する姿も多く見られた。
◇・・・土堂2丁目、尾道水道に沿った土堂緑地(商工会議所西側)にはサ
ツキが咲きそろい、潮風を受けながら休憩する市民、観光客の姿はあるもの
の、海側に向いた会社や商店は1軒もなく(全てが海を背にしている)、商
売をやる心構えや海に対する敬意、海からの恩恵を商売に繋げようという気
概が感じられない周辺になっている。(写真左下)
◇・・・東土堂町、おのみち文学の館「志賀直哉旧居」の玄関先には、ハナ
ミズキと並んでオオモミジが紅色の綺麗な葉を広げ、5日の命日に合わせて
現在特別展を開いている「中村憲吉旧居」の庭にもツツジが咲き、来居者を
歓迎(写真左上)。
◇・・・千光寺参道の登り口にあたる尾道出身、大林宣彦監督の生家の玄関
口には薄黄色いノバラがたわわに咲いて、参拝者を見送っている(=写真右
上)。
◇地域での活動が実りを見せて、今や遠方からも見学者が訪れるまでになっ
た美ノ郷町三成の「のぼり藤」も満開になった。4年前に三成才原地区6班
の住民が休耕田を利用して始めた栽培は、町内270軒に広がり、「のぼり
藤の郷」として有名に。市街地からは離れているものの、休日だけでなく、
普通の日でもわざわざ見学に訪れる人の姿が見られ、賑やかになっている。
夕暮れ前、宗重院に築かれた石垣を背景に咲くのぼり藤を楽しんでいた(写
真左下)。


ニュース・メニューへ戻る