山陽日日新聞ロゴ 1985年3月30日(土)
試写での手ごたえ十分
 「さびしんぼう」で会見
記者会見での大林監督、尾美としのり、富田靖子
記者会見する左から富田、大林監督、尾美
 映画詩人といわれる大林宣彦監督による「さびしんぼう」の全国
公開を前に、28日午後6時半から地元の尾道松竹で試写会が開か
れ、約300人が詰めかけた。
 「さびしんぼう」は尾道を舞台にした三部作の完結編として、初
恋の切なさをファンタジックに描きあげたもので、上映を前に舞台
から大林監督が「全国の尾道を愛するファンの声援で完成させるこ
とができました」と挨拶、博田市長がお礼をのべ、ミス菊人形らか
ら大林監督や主演の尾美としのり、富田靖子らに花束がおくられ、
監督の両親大林義彦・医師(元市教育委院長)千秋さん夫妻ともど
も尾道の冬を舞台に繰りひろげられる笑いと感動の話題作を堪能。
 試写会を前に同日午後5時から土堂1丁目、喫茶プランタンで大
林監督、尾美、富田、それに配給先の東宝関係者らをむかえ記者会
見があり、大林監督は「360度絵になり、日本の良さを集約して
いる故郷の尾道を誇りに思うひとりとして、少年時代の心の想い出
を問いかけた作品です。光と影がデリケートにおりなす冬陽のなか
で、僕自身であるヒロキ役を尾美が、また「さびしんぼう」との1
人2役の富田がよく演じてくれました。来月13日、全国183館
での一斉封切りを前に札幌から試写会を開き、尾道が10番目にな
りました。これまでの反響に驚くほどの手ごたえがあり尾道のみな
さんにも喜んでもらえるでしょう」と語り、また「転校生」「時を
かける少女」にも出演し、尾道で4か月を過ごした尾美、大林作品
初出演の富田も「2か月ぶりに帰ってきましたが、人の心もあたた
かく、懐かしい思いでいっぱいです」と尾道の良さをたたえていた。

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転載責任者メモ:"コピーのコピー"であるため写真の質が大変悪いですが、
        それでも2人の俳優さんの表情はなんとなく判りますね。
        (若い(^^;)

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