山陽日日新聞ロゴ 1998年7月30日(木)
 市民エキストラも活躍
  『あの、夏の日』を思い出に
 映画制作で重要、かつ欠かせないものの1つが日常なんでもない風景
をつくり出すためのエキストラ、大林映画には多くの市民エキストラが
出演、今回の新尾道三部作・三作目の『あの、夏の日』も、もちろん例
外ではなく、それぞれ出た人の思い出にもなっている。
 28日午後に行われた土堂海岸の波止場でのロケには、尾道市役所秘書
広報課と社会福祉課の2人の職員が出演。
 休暇をとってロケに臨んだ2人は、太公望のいでたちで、波止場で釣
糸を垂らす人になった。そのそばを小林桂樹さんの「賢司郎おじいちゃ
ん」と厚木拓郎君の「由太」が通り過ぎるというシーンで、遠巻きに見
物人が見守るなか、数時間かけて撮影された。
 前々回『ふたり』の時には同じ真夏に、真冬の格好でバイクの通行人
で出たと、振り返る1人。「釣りをよくしている人、ということでエキ
ストラの声がかかったのだと思います」と話し、もう1人は「やはり緊
張しました。嬉しいような恥ずかしいような気持ちです」と感想を語っ
ていた。
 この先大きな葬式のシーンも予定されており、「尾道大林映画をてご
うする会」のメンバーら百数十人がエキストラ出演することになってい
る。


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